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		 秩父  新啓織物 ハタオト展 
		趣味で機織りをしている姉と連れだって、新啓織物さんのハタオト展に行って来ました。 
		みなとみらい線特急、元町中華街駅9時49分発、飯能行。 元町中華街から座ったまま、1時間38分で飯能まで届けてくれます。 
		平日の昼間なのに意外と混んでいて、おばさん二人にとっては、座って行かれたのが、とても助かりました。
  
		飯能から西武秩父まではローカル線の、のんびりとした風景が続きます。 
		空気もすっきり爽やかで、ボックス席でお茶にお菓子とすっかり遠足気分。 
		前回は気が付かなかった、線路沿いのヤギ(羊かな?)さんの別荘を発見して大喜び。 
		秩父にお住まいの方には分かっていただけるかな。
  
		西武秩父駅前の観光情報館で「ちちぶ浪漫すごろく地図」なるものをいただき、帰りにどこに行こうか相談しつつ昼食。 
		新啓さんへはタクシーで7~8分。すぐでした。
  
		お邪魔してびっくり。 
		中庭に奥さま手作りのご馳走やお稲荷さん等々が所狭しと並び、温かいお茶もその場でいれていただきました。 
		和風ですが、オープンテラスのティーパーティーのよう。
  
		まず、織機の説明を旦那様にしていただきました。 
		機械でも人力でも綜絖や、筬通しの苦労は同じようで、プロの裏技を少しだけ教えていただきました。 
		縁側を開け放った和室には綺麗に反物や帯が並べられて、うっとりしてしまいます。
		 
		 
 
  
		今回一押しとおっしゃる帯を奥さまが締めていらして 
		藍色の着物にしゃっきりと映えていました。(下の写真真ん中あたりに見えます) 
		  
		奥さまの写真を撮ってこなかったのは大きな失敗でした。 
		新啓さんのブログに写真が載っているので、ご覧ください。カッコイイですよ。 
		やはり反物で見るよりも着物でも帯でも着姿にすると、何十倍も素敵です。
  
		近くにお住まいのお嬢さんが新啓さんの着物を着てお越しになりました。 
		若い方が着ても新啓さんの新しい感覚の銘仙はすごく素敵でした。 
		クリーム色にモダンとも言えるお花の柄は、若いお譲さんにピッタリ。 
		縁側で、落ち着いた色合いの反物を羽織ってみられたら、こちらも意外と合います。
		 
		 
 
  
		床の間には額装した銘仙が飾られていて、一枚の絵のようでした。
		 
		  
		小物や端切れも並べられており、半巾帯を作ると、お買い上げになった方もいらっしゃるとか。 
		素敵な帯が出来上がりそうです。
  
		いつまで見ていても飽きることなどないのですが、この辺で失礼して。
  
		 
		  
		歴史を感じさせるたたずまいの秩父神社は、最強のパワースポットと言われているそうです。
		 
		  
		柱を守っているのは麒麟でしょうか。 
		境内には乳銀杏と言われる銀杏もありました。
		 
		  
		乳なので雌株に多いのかと思っていましたが、雄株の方に多いそうです。
  
		欲張って、存分に楽しんだ日帰り旅。 
		さすがに疲れてしまい、特急レッドアローでゆったりと帰途につきました。
		 
		文・写真 川名葉子 
		18 October 2013 
		
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